医療法人松村循環器・外科医院業種 医療・介護 従業員数 80名 利用シーン 研修■ 記事の概要広島県医師会会長を務める松村誠理事長のもと、開業40年超の実績を誇る松村循環器・外科医院。医師・看護師・介護士・事務職が混在する多職種組織で、地域医療の最前線を担う。「コロナ禍以降、職員同士が話せなくなっていた」「言いたくても言えない、その空気がハラスメントにつながりかねない」──。そんな課題を抱えていた向井事務長が、なぜロコソルのリーダー研修を選んだのか。2年間の研修を経て、組織のコミュニケーションはどう変わったのか?課題発見から研修体験、そして現場の変化まで、率直に語っていただきました。■ お話を伺った方医療法人松村循環器・外科医院事務長 向井 みどり 様※2026年3月撮影時点ロコソルのサービスについて詳しく知りたい方へ▶ お問い合わせはこちら%3Ciframe%20width%3D%221000%22%20height%3D%22560%22%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.youtube-nocookie.com%2Fembed%2FCd2HvoMwu7Q%3Fsi%3DsGo9Ry0NeST81VoJ%22%20title%3D%22YouTube%20video%20player%22%20frameborder%3D%220%22%20allow%3D%22accelerometer%3B%20autoplay%3B%20clipboard-write%3B%20encrypted-media%3B%20gyroscope%3B%20picture-in-picture%3B%20web-share%22%20referrerpolicy%3D%22strict-origin-when-cross-origin%22%20allowfullscreen%3E%3C%2Fiframe%3Eコロナ禍が露わにした、「言えない職場」の危機感。―コロナ禍以降、職員間のコミュニケーションに変化を感じ始めたと聞きました。「このままではまずい」と感じたのはどのような場面でしたか?向井さん:コロナ禍のときに在宅勤務を取り入れたんですけども、個食にしなさいとか、ついたてをしなさいとか、職員同士が話をする機会がすごく減っていって。仕事が見えなくなってしまう。その人が何をしているか見えなくなってしまう。これはまずいなと思って、なんとかしないといけないとは思っていました。―当時、リーダー層のマネジメントの状況はどのように見えていましたか?向井さん:皆さん、思っていても口に出せない。「もう少しこうしてほしい」ということもあまり言えないような感じが見受けられて、あまり良くない方向に行っているなと思いました。うちは年功序列に関わらず、その人の状況を見てリーダーを決めているので、年が下でも所長になることも多々あるんです。そういうのもあって、余計言いづらいという部分もあると思います。―その結果、現場でどういった問題が起きていましたか?向井さん:すごくぎくしゃくしている感じですね。思っていても本人には言えなくて、ついよそへ愚痴をこぼしてしまうとか。そういうのがまた本人に入ったら嫌な思いもするし、本当にハラスメントのきっかけになったりすることもあるのかなと思って。「オール松村」として取り組むという理念とは、逆方向に向かっていました。ロコソルのサービスについて詳しく知りたい方へ▶ 資料ダウンロードはこちら「1時間だけでいい、絶対みんなのためになるから」──事務長が動いた。―リーダー研修の必要性を、理事長や周囲にどのように伝えましたか?向井さん:理事長はかねてから「各部署のリーダーが一番のキーパーソン。そこがしっかりすれば部署はうまくいく」という考えを持っていたので、研修の提案はすんなり受け入れてもらえました。難しかったのは現場のスタッフへの説得です。うちはいろんな部署があって休憩時間もバラバラで、時間を合わせて研修を受けるというのが難しくて「えぇー」みたいな声も上がりました。それでも、1時間だけ、1週間か2週間に1回時間を作ってほしい。絶対みんなのためになるから、というふうに言って進めることにしました。―ロコソルのサービスを選んだ決め手は何でしたか?向井さん:とりあえずやってみないことには前に進まないなと。最初に求めていたのは、リーダーの役割とはこういうものだと体系的に整理して教えてもらえること。それができそうだったのでお願いしようと思いました。1年目はリーダーの役割理解・理念浸透・心理的安全性・コーチング、2年目は人事評価制度の運用を中心に、計2年間の研修が実施された。ロコソルのサービスについて詳しく知りたい方へ▶ お問い合わせはこちら「私も言えていないじゃん」──研修が映し出した、事務長自身の課題。―1年目・2年目の研修に参加してみて、「ハッとした」「自分のことだ」と感じた場面はありましたか?向井さん:私もここの松村に来るまでは事務職ばかりいる職場だったので、多職種の中でいろんなことを企画していかないといけない立場になって、研修に参加してみたら──私も言えていないじゃんって。「事務のくせにとか思われるんじゃないか」とか感じて、言いにくいよね、これ以上は言えないよねって思ってたんですけども。でも研修の中で、ネガティブなことも時にはちゃんと言わないといけない、それを避けていたらいつまで経っても良くなっていかないなと気づいて。―面談演習で印象に残っていることはありますか?向井さん:面談練習の中で褒めてもらって、すごく嬉しかったんですよね。ここまで褒めてあげればいいんだと、いいところに目を向けてまずは褒めてあげましょうというので、これはずいぶん気持ちが楽になるというか。少しオーバーなくらい言ったほうがいいんだなと思いました。―2年目の人事評価制度の導入には、周囲から抵抗もあったと聞きました。向井さん:評価制度は絶対うまくいかないって周りからすごく言われていて。なんでこんなことしないといけないのかと、「人間関係が崩れるだけでしょ」みたいな発言がすごく多かったんですけど。でもどうしてもやらないといけない。だったらできることは準備して臨みたいなと思って、2回目の研修をお願いしました。ロコソルのサービスについて詳しく知りたい方へ▶ 資料ダウンロードはこちら言えなかったことが、普通に口に出せるようになった。―研修後、管理者の言動や現場の雰囲気で「変わったな」と感じた具体的な場面はありましたか?向井さん:研修では各部署のリーダーが一堂に集まって、面談演習なども一緒にやるので、日頃はなかなか聞けないことも本人が話してくれたりして。部署をまたいで、少し距離が近づいたのかなと思います。全く別の部署で仕事も違うけれど、絶対何か関係はあるんですよね。各部署との連携が自然に取れてきたところがあるなと思って。お願いしたり、反対に「これやってあげるよ」というふうに言えたり、それは良かったなと思います。 寺川:さっきの「オール松村」に、少しでも近づいていけているという感じですかね。向井さん:一人の患者さんについて、在宅でも看るし、外来に来た時はこうだったよというふうなことも伝えたりして。「ここの登録を済ませておいてくれたら、患者さんの状況が分かるからありがたい」とか、そういう声も出てきて。本当はここをそこにやってほしいって思っていたけど言えなかったことが、普通に口に出せるようになったんです。 寺川:松村さんの理念の中で「自分の家族を診てもらいたいと思うような職場にする」というところが、すごく印象的だなと思うんですけども。研修の中でも、どういうふうに部下と関わっていくかという面談演習で、そういった理念的なものを基準に考えていったら考えやすいよねという意見が出てきたりとか、そういった部分で意識も変わってきているのかなというふうに見ています。―ご自身の部下との関わり方で、研修の前後で変わったことはありますか?向井さん:積極的に話をするように、なるべく声をかけるようにしています。何かちょっと良いことを見つけたらすごく褒めるようにするし。そうしたら向こうからも結構話しかけてきたり、そういうふうなのが出てきたので。コロナの時から思っていたコミュニケーションの問題が改善してきたように思います。ロコソルのサービスについて詳しく知りたい方へ▶ お問い合わせはこちら「みんなで成長していける職場」をめざして。―今後さらに取り組んでいきたい課題や、続けて依頼したいテーマはありますか?向井さん:働きやすい職場、働きがいのある職場にしていきたいと思っています。医療介護って資格の世界なので、准看の方が正看を目指して学校に行き始めたり、介護福祉士を目指して勉強している人もいる。そういうやりがいに応えていくためにも、法人の収益も上げていかないといけない。みんなで努力したら努力しがいがあるよというのを分かってもらって、みんなで成長していけたらなと思います。また、リーダーはどんどん変わっていきますからね。新陳代謝があるので、どんどん引き継いでいけるように、いい風土を作って次の人たちに引き継いでいけるような職場にしていきたいなと思います。―最後に、同じような悩みを抱えておられる医療福祉業の事務長・管理職の方に一言メッセージをお願いします。向井さん:やっぱりリーダーを育てるというのはすごく大事なことなので、ぜひ取り組んだ方がいいと思いますし、評価するんじゃなくて、人を育てる方法を学べてよかったなと思います。ぜひ他の職場でもやってみられたらいいんじゃないかなと思いました。▶ リーダー研修の詳細はこちら▶ お問い合わせはこちら▶ 資料ダウンロードはこちら医療法人松村循環器・外科医院についていつでも、どこでも、誰もが受けられる「安心と信頼の医療と看護と介護」を理念の下、職員一丸となって、地域のかかりつけ医として地域医療に貢献されています。URL:https://www.matsumura-cc.jp/