人材の流出を防ぎ、定着率を上げることは安定した職場環境づくりに欠かせません。以前の記事で、人材定着に向けた取り組みでは「企業側と社員側の有効性にギャップが生じている」という点を紹介しました。こちらの関連記事もご覧ください。「人材定着の方法と職場環境改善の取り組み」このギャップを埋めるには、自社の問題を的確に洗い出し、社員の期待に対して適切に対策を講じることが必要です。今回は広島・岡山で人材定着に関する相談や支援サービス展開している会社様をいくつか取り上げ紹介していきます。各社の様々なサービスの中でも「人材定着」にポイントを絞って取り上げています。その他のサービスについては各ホームページにて是非ご覧ください。社員が辞めるのにお悩みならロコソルへ人事評価制度の構築で公平性を保ち、社員の士気向上に繋げるはじめに紹介するのは広島の「社会保険労務士事務所ウィスト」さんのサービス。人事・労務・採用に関わる業務サポートを展開されており、人事労務領域の専門家の視点でサポートが行われています。人事評価制度の構築、人材育成のための制度づくりなど、人事に関するフレームを作ることで、社員に対して一貫性のある評価を出すことができます。上司の価値観や相性・業務経験によって評価がブレたり、評価基準が不明確な場合、社員のモチベーション低下や会社への不信感にもつながります。評価基準を整え、公平性・納得性を保つことは士気向上のためにも重要といえます。さらに、求人・採用コンサルティングも行っており、採用基準を明確にして適切な人材を選ぶことで、「入ってみたら合わなかった」というリスクを採用時点で取り除き、結果的に離職率を下げるというサポートも行われています。人を育てる環境づくりと教育の実践で、社員の能力を引き出し満足度を上げる次に紹介するのは広島の「株式会社キャリアレイズ」さんのサービス。こちらの特徴は、会社の現状把握・課題の明確化・教育プランの提案・教育の実施・確認と修正というように、組織力を向上するための教育を総合的に展開している点です。また、社員に向けた研修だけでなく「リーダー育成」として部下への関わり方を身につける研修、ハラスメント防止に向けた研修など、リーダー教育を行っている点も特徴的です。アンケート調査で社員を理解し満足度向上に繋げる続いては、岡山の「株式会社 アルマ経営研究所」さんのサービス。経営コンサルティングとして経営戦略・経営改善・IT活用など幅広いサービスを提供されています。人材定着に関しては「企業活力診断」として、長年のコンサルティング経験をベースとした独自のアンケート調査のサービスを展開されています。経営方針の決定や再検討、人員配置に社員の気持ちを反映させることは、社員にとっても自身の重要性を感じられる機会となり、また、企業と社員の認識のギャップを埋めることにも繋がります。アンケートなどのツールを活用することは現実に即した対策を講じるのに役立つと言えます。未来を見据えた採用事業で、離職リスクを未然に防ぐ続いては岡山に営業所を構える「株式会社求人センター」さんのサービス。離職者が後を絶たない場合、採用にもこれまで以上に目を向ける必要があるかもしれません。こちらでは、社風や、現在活躍している人材を分析し、未来を見据えてどんな人材を採用すべきかじっくりと見極る、採用事業の支援を行なっています。「入ってみたら合わなかった」「思っていた会社と違った」という、企業にも社員にも幸せでない状況が生まれるリスクを、採用の段階でとことん取り除くことで、将来的な離職へのリスクを減らすことができます。事業課題に寄り添ったうえで採用成功をサポートする特徴的なサービスです。コミュニケーションを改善し心理的安全性を保つことで、人材定着を実現最後に広島にある弊社ロコソルのサービスを紹介します。弊社サービスでは、社員それぞれが自分の考えや気持ちを明らかにし、共有できる「心理的安全性」に重点を置いています。特徴的なのは、オリジナルのアプリ(デジタル)と専任アドバイザー(リアル)の相乗効果でアプローチしていく方法です。アプリでは、社員それぞれの気持ちや状態を無理のない範囲で見える化し共有できる工夫をしています。職場メンバーがお互いを「知る」ことができます。専任アドバイザーによる支援では、アプリデータを活用しながら上司と部下の対話を支援します。部下に対してどんな問いかけが有効かを提案します。また、企業毎の課題に対して企業様とタッグを組み、今取り組むべき重要課題を発見し、社員参加型の組織改善を継続的に支援します。職場に良好なコミュニケーション環境をつくり、社員が問題を一人で抱えこむということを解消し、人材定着にもプラスの効果を発揮していきます。まとめ今回は、広島と岡山に絞って、人材定着についての相談や支援のサービスを取り上げ紹介しました。各社専門的かつ特徴的なサービスが展開されています。人材定着はあくまで社員に対してのアプローチのため、企業側の一方的な対策では、思うような成果が得られない場合も考えられます。企業側と社員側の思いにはギャップがあることを認識した上で、効果的なアプローチを模索し実践していくことが有効といえます。安定した組織づくりへの参考にしていただければと思います。社員が辞めるのにお悩みならロコソルへ