職場コミュニケーションの改善がなぜ必要か職場でのコミュニケーションは、個人のメンタルを健やかに保つためにも、業務をスムーズに進めるためにも、とても重要な要素のひとつです。そんな職場でのコミュニケーションについて、改善の必要性を感じている人は少なくありません。HR総研が2020年1月に行った「社内コミュニケーション」に関するアンケート調査では、76%の人が職場のコミュニケーションに関して何かしらの課題があると回答しています。また、95%の人がこのコミュニケーション不足が業務に影響すると回答しています。出典: https://www.hrpro.co.jp/research_detail.php?r_no=255コミュニケーションの良し悪しが業務へ影響するということは当然、その企業の業績にもつながります。つまり職場コミュニケーションの改善は、個人のメンタルだけでなく、企業の発展にもつながっていく可能性があるほど重要だということです。この記事では、企業にとって大きな課題となっている、職場コミュニケーションの改善策について3つの方法をご紹介します。ぜひ取り入れて、あなたの職場コミュニケーションを活性化していきましょう。職場コミュニケーションにお悩みならロコソルへこちらの関連記事もご覧ください。「多様な人材を活かすために。職場コミュニケーションの必要性」フリーアドレスで新たなコミュニケーションフリーアドレスとは、個人のデスクを固定せずに自由に席を変えられるスタイルのことです。最近ではスマートフォンやチャットツール、オンライン会議システムなど便利なツールが普及されるようになり、同じ部署のメンバー同士が近くにいなくても、業務を進めることが可能になってきました。そういった背景もあり、フリーアドレスは今後の日本社会に向いているスタイルと言えますね。私が勤めていた会社は固定席で、社内でよく接するのは席が近い同年代の人や仲の良い同期ばかりでした。上司や他部署の偉い人と話すのは緊張するし話題にも困るので、自然と避けていた気がします。フリーアドレスが職場コミュニケーションにもたらすメリットは、あまり接する機会が無い上司と部下や他部署間などで、コミュニケーションを取るチャンスが半強制的にやってくることです。席次の決め方、日替わり・週替わり・月替わりなどあなたの企業にあった方法で行いましょう。サンクスカードで気持ちを伝える若い世代は、幼い頃からスマートフォンを使いこなし、愛の告白もSNSでする、というのも当たり前のようです。また、年齢に関係なく思っていることを面と向かって相手に伝えるのが苦手、という人もいますよね。日頃思っているけどなかなか本人に直接伝えられない感謝を、サンクスカードで伝える、という方法があります。誰かの頑張りや自分にしてくれたことなど、どんな小さなことでも構いません。いいなと思った人の行動について、サンクスカードを使って相手に感謝を伝えます。サンクスカードには手書きとWEBを使用する方法があり、それぞれに良い点があります。紙に手書きをすると、手書きならではの温かみが相手に伝わります。WEBを使うと、席や拠点が離れている人にも手軽に送れます。このサンクスカードは、上司、部下、他部署の人など、なかなか本人に直接伝えづらい相手にも、垣根を越えて感謝を伝えられるのが良いところです。「厳しい上司だけど、私のこんな部分を見てくれていたんだ。」「売り上げのことばかり口にする営業の人も、僕の努力を評価しているんだ。」こんな風にネガティブな感情を抱いていた相手でも、感謝の気持ちが届いたら嬉しくなりますよね。サンクスカードは、感謝する・されることがきっかけで、職場コミュニケーションの改善を図るのに効果的です。ここまで職場コミュニケーションの改善策として、企業が取り組める改善策を2つご紹介しました。最後に、社員1人ひとりが取り組める改善策についてお伝えしていきます。1人ひとりが聞き上手になる人と会話をするのが苦手な人の悩みとしてこのようなものが挙げられます。・話題が無い・会話が続かない・沈黙が怖い・面白いことが言えないコミュニケーションに苦手意識がある人ほど、自分から何か話さなくては、と思いがちです。そんなときはまず、聞き上手になりましょう。相手の話にしっかりと耳を傾け、うなずいたり相づちを打ったりするくらいならできますよね。相手の話を良く聞くということは、相手を知ることであり、相手への理解が深まることは職場コミュニケーションの改善にもつながります。たとえ会社や部署が何もしなくても、あなた1人でもあなたの周囲のコミュニケーション改善はできます。1人ひとりの小さな努力がチーム、部署、企業の職場コミュニケーションの改善へとつながっていくでしょう。社員の思いを見える化する職場コミュニケーションを改善する3つの活性化事例についてご紹介しました。上に挙げたとおり、なかなか自分の思いを口に出して相手に直接伝えるのが苦手な人もいます。ロコソルでは、そんな社員の思いや気持ちを出し合って共有することで、職場コミュニケーションを活性化できるオリジナルのアプリを提供しています。職場コミュニケーションにお悩みならロコソルへこちらの関連記事もご覧ください。「Withコロナの職場環境改善。テレワークが進む中、見直されたオフィスの価値とは。」